日本語の時間 (通称)JLAP

 

概要

JLAP(ジェイラップ)とは、在日外国人と日本語でお話するコミュニケーションスペースです。日本語でのコミュニケーションを通して、在日外国人の日本語会話のお手伝いをしています。
 

目的に合わせたアシスト

フリートークを中心とした日本語学習の場=「日本語の時間(JLAP)」でしたが、最近は学習者の「好奇心」により応えられるよう、「ビジネス班」「生活班」「初級班」と三つに分けて行っています。

各班の担当ボランティアスタッフからどんなことをしているのかをまとめました。
あなたにあったグループをみつけて、一緒によりよいJLAPを作っていきましょう!
初級班
初級班

学習者の方の滞在期間、滞在目的は人それぞれ違います。
ただ、みなさん日本語を話したいという気持ちは一緒です。

初級班では母国語でのサポートを用意していますが、せっかく日本にいるのですから日本語での説明を理解してもらえるよう、絵や動作はもちろん、広告、雑誌、路線図など身近なものをどんどん取り入れて学習しています。

「すぐに使える日本語」習得のお手伝いができるよう、日々努力をしています。

生活班
生活班

主に「場面」を意識したロールプレイを行っています。

例えば「居酒屋で気持ちよく飲みました。」
→「しまった。お財布を忘れてしまった。」
→「何か言い訳を考えなくては!」という具合で。

日本語を学んでいるというよりは、学習者の方のアイデア豊富なロールプレイで、教えているはずの私がショートコントを学んでいる気になるなんてこともあります。

いい意味での話の脱線もたくさんあり、気がついたら「ルバイトの面接官と学生」になって練習していたり、安い居酒屋情報をみんなで交換したりしたことも・・・

日常生活でのエピソードの延長線上で学習することをめざしています。

ビジネス班
ビジネス班

「新入社員の紹介」「電話受付」「打ち合せ」などのビジネスシーンを使った会話形式の教材を使っています。

学習者の方はみなさん楽しい方ばかりです。
そして日本語に興味津々。

例えば電話の応対のシチュエーションで"畏まりました。"と丁寧な表現がでてきました。 これ1つでも、「友達には使えるの?」、「先生には?」と次々質問がでてきます。

そして、ある学習者がバイトでの失敗談を披露。
彼は"かし"をかなり弱く発音していたらしく、「こまりました、こまりました。」と連呼していたそうです。それを聞いてみんな大爆笑!

こんな感じで、楽しくビジネス会話を勉強しています。